イラク国際戦犯民衆法廷公聴会を開こう
ー公聴会ガイドラインー
                          ICTI準備会  2003年7月24日

1 公聴会とは何か

2004年12月のイラク国際戦犯民衆法廷(ICTI)開催を目指して、2004年1月から各地で連続公聴会を開きます。
公聴会とは、ICTI実行委員会(全国実行委員会と各地の実行委員会)が協力して、ブッシュを訴追するために必要な証拠を収集し、整理する場です。ICTI検事は、起訴状に記載された犯罪事実を裏付ける証拠を法廷に提出しなければなりません。その証拠を収集することは、ICTI実行委員会の仕事です。そのために各地で順次、公聴会を開催します。
現地調査団や調査委員会が、各地の実行委員会と協力して、重要な証拠を順次積み上げていき、これらを文書化し、整理して、保存します。
公聴会は、報告会、講演会、シンポジウムなどの様々のスタイルで開催できますが、あくまでも戦争犯罪の証拠収集・整理・記録のために行うものです。

2 公聴会で取り上げるべきテーマ例

公聴会では、各地で分担して、例えば次のようなテーマを取り上げていきます。できるだけ幅広く調査し、しっかりした記録を残します。

a アメリカの外交・軍事戦略
b アメリカの軍事行動と組織
c アメリカの開戦正当化理由の検証
d イラク現代史
e 戦争被害――爆撃・民間人
f 戦争被害――大量破壊兵器
g 戦争被害――捕虜
h 自衛隊の戦争協力の実態
i 侵略の罪とは何か
j 人道に対する罪、戦争犯罪とは何か
k 米軍基地と性暴力

上記以外にも、在日米軍基地の問題、アジアにおける米軍基地、イラクの政治・文化、イスラム諸国の動き、民衆法廷とは何か、現代国際法の展開なども積極的に取り入れ、総合的な学習運動として実施していきます。


3 公聴会の開催方法

キ 上記テーマに関連した報告を柱にします。できれば、現地報告(ジャーナリスト、NGO)と講演の2本だてで進めます。
キ ICTI実行委員会は、それぞれのテーマに関する報告者・講師候補をリストアップします。各地の実行委員会は、それぞれの地域で協力してくれる人材を探す一方、ICTI実行委員会の協力を得て、報告者・講師を選定します。
キ 公聴会の会計は各地の実行委員会の独立会計とします。ただし、必要に応じて協議し、ICTI実行委員会が協力します。
キ 連続公聴会として、ICTI実行委員会が全国レベルで宣伝活動します。各地の実行会委員会はそれぞれ宣伝活動をします。


4 証拠化(公聴会記録集)

キ 公聴会の報告・講演を録音し、テープ起こしをして、文書化します。基本的な作業は、編集委員会を組織して、各地の実行委員会と協力して行います。
キ 同じ内容の報告をした場合には、二度目以後のものは法廷の証拠には加えません。しかし、まったく同じというわけではなく一部に新しい内容を含むこともありますから、やはり全体を記録に残した上で、新しい部分を取り出して、活用します。
キ 報告・講演や当日の配付資料などを一括して1冊の記録集(資料集)を作成します。ICTI実行委員会、各地の実行委員会、***からなる編集委員会が記録集を作成・出版します。
キ 記録集は、それ自体が法廷の証拠となります。その全体が証拠というよりも、記録集の中に含まれた新しい情報の部分が証拠ですが、実際には記録集そのものを積み上げます。
キ 法廷に提出する証拠は、すべて連番を付して整理します。
キ 記録集は「証拠」となるので、主要部分を英訳する必要があります。ICTI実行委員会の責任で翻訳します。2004年12月の法廷には、それぞれの記録を和文・英文の両方で提出します。


5 公聴会のスケジュール

キ 基本的には2004年1月から2004年11月まで毎月1回、全国各地で順次開催を目標にします。条件がそろえば1回にこだわる必要はありません。反戦平和運動としての法廷と公聴会ですから、毎週のようにどこかで公聴会・報告会・写真展が行われている状況を作り出すことができれば最高です。
キ また、海外公聴会も追及します。

2004年 1月
2004年 2月
2004年 3月
2004年 4月
2004年 5月
2004年 6月
2004年 7月
2004年 8月
2004年 9月
2004年10月
2004年11月

*2004年 7月 第1回公判
*2004年12月 第2回公判